【コラム記事 vol45】同じ写真”のはずなのに色が違う!?コスプレ写真とモニター環境の話

コラム記事
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こんばんわー!五十嵐赤鬼です!

今回は、コスプレ撮影をしていると結構あるあるな話題。

「え、送ってもらった写真と色違くない?」
「自分のスマホだとめちゃくちゃ綺麗なのに…」
「Xに投稿したらなんか色変わった?」

そんな“写真の色問題”についてのお話です。

実はこれ、
誰かが悪いわけではなく、
“見る環境が違う”ことで発生しているケースがかなり多いんですよね。

今回は、
コスプレ写真とモニター環境について、
カメラマン視点でゆるく語っていこうと思います!


■ 「同じ写真なのに色が違う」は普通に起こる

コスプレ撮影をしていると、

  • カメラマン側で現像した写真
  • コスプレイヤー側で見た写真
  • SNSに投稿された写真
  • ファン側が見ている写真

これら全部で色が違うことがあります。

「いや同じ画像データなんだから同じ色でしょ?」

と思うかもしれません。

でも実際は、
“どの端末で見ているか”
によって、かなり見え方が変わるんです。


■ パソコン・スマホ・タブレットで色は変わる

例えば一言で「パソコン」と言っても、

  • Windowsデスクトップ
  • WindowsノートPC
  • Macデスクトップ
  • MacBook

これだけで既にかなり違います。

さらに、

  • iPhone
  • Androidスマホ
  • iPad
  • Androidタブレット

など、
液晶そのものの特性もバラバラ。


Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X90 標準ズームキット

■ 特に違いが出やすいポイント

・肌の色

少し黄色寄りになったり、
逆に青白く見えたり。

・暗部

黒が潰れて見える端末もある。

・彩度

派手に見える端末、
逆に眠く見える端末もある。

・赤色

コスプレ衣装でかなり影響が出やすいです。
赤が強すぎたり、オレンジ寄りになったりします。


■ iPhoneは綺麗に見えやすい

これはカメラマン界隈でも結構言われる話ですが、
iPhoneは写真がかなり綺麗に見えやすいです。

理由としては、

  • 明るめ
  • コントラスト強め
  • 発色が鮮やか
  • HDR処理が強い

など、
“映える方向”に調整されていることが多いからです。

逆に、
Windows系モニターだと少し地味に見えることもあります。

そのため、

「iPhoneで見た時は最高だったのに、PCで見たら違った」

という現象も普通に起こります。


■ カメラマンは「自分の正解」で現像している

ここも結構大事なポイント。

カメラマンは基本的に、
“自分のモニター環境”
を基準に現像しています。

つまり、

  • 自分のPC
  • 自分のモニター
  • 自分の部屋の明るさ

この環境で
「これがベスト!」
と思って仕上げているわけです。

でも、
見る側の環境が違えば、
当然見え方も変わります。

つまり、
コスプレ写真においては、

“全員が同じ色を見る”ことはほぼ不可能

なんですよね。


■ プロの現場では「モニター調整」をしている

写真業界や映像業界では、
モニターキャリブレーションという作業があります。

簡単に言うと、

「モニターの色を基準値に合わせる」

作業です。

ただ、
これは専用機材が必要だったり、
かなり沼が深い世界。

一般的な趣味カメラマンだと、
そこまで完璧に合わせている人はそこまで多くない印象です。


■ SNSでもさらに色が変わることがある

ここも結構厄介。

X(旧Twitter)やInstagramでは、
アップロード時に画像圧縮が入ることがあります。

すると、

  • 色味
  • シャープネス
  • 明暗
  • ノイズ感

などが微妙に変化する場合があります。

特にコスプレ写真は、

  • 黒衣装
  • 暗所
  • ライト演出
  • 鮮やかな髪色

など、
圧縮の影響を受けやすい要素がかなり多いです。


■ 「4Kで見れる」は万能ではない

最近ではSNS側でも、
「4K対応」
という言葉を見ることがあります。

ただ、
ここも少し誤解されやすい部分。


■ そもそも4Kって?

一般的な4K解像度は、

  • 3840×2160ピクセル(16:9)

を指すことが多いです。

ただXでは、
現時点で扱える最大サイズとみられる

  • 4096×4096ピクセル

を「4K」と呼んでいるケースもあります。

つまり、
“4K”と言っても、
サービスによって扱いが違うんですよね。


■ そもそも写真側が4K未満なこともある

ここも意外と重要。

SNSに投稿される写真が、

  • 縮小されている
  • トリミングされている
  • 圧縮されている

場合もあります。

そのため、

「4K対応だから超高画質!」

とは限らないんです。


■ モニターが4K対応じゃないと意味がない

さらに言えば、
見る側の環境も重要。

例えば、

  • フルHDモニター
  • 古いノートPC
  • 安価なスマホ

などでは、
そもそも4K表示ができない場合もあります。

つまり、

「4Kで投稿した=全員が4Kで見れる」

わけではないんですよね。


■ じゃあ結局どうすればいいの?

結論を言うと、

“ある程度割り切る”

これがかなり大事です。

もちろん、
できるだけ綺麗に仕上げる努力はします。

でも、
見る環境まで完全に統一することはできません。

だからこそ、

  • 極端な色にしすぎない
  • いろんな端末で確認する
  • SNS投稿後も見返す

このあたりが現実的だったりします。


■ あとがき

コスプレ写真って、
「撮る」
だけじゃなく、

  • 現像
  • 投稿
  • 閲覧環境

まで含めて完成する文化なんだなぁと、
最近改めて感じています。

自分が最高だと思って仕上げた写真でも、
相手の環境では違って見える。

逆に、
自分では微妙かな?と思った写真が、
スマホではめちゃくちゃ良く見えることもある。

写真って、
本当に奥が深いですね…。

皆さんも、
「なんか色違うな?」
と思った時は、
ぜひ“モニター環境の違い”を思い出してみてください!

それではまた次回のコラムで!

投稿者プロフィール

赤鬼
赤鬼代表&カメラマン
webcosmedia代表&ライター
2018年にコスプレ撮影を開始。
関東を中心にコスプレイベントに参加。
使用機材:Nikon D780
DOD(ディーオーディー) ミッツ・ワケポーチ
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