コスプレイヤーの目線からコミックマーケットC103をレポート!【紅囃子(くればやし)編】

大オタク時代。

「好き」を本に込める者、推しと同じ布を纏う者、神が産みし宝を求める者、全員、オタク──。

オタクなら誰しもがそこを一度は目指す。

そう、「コミックマーケット」

プロローグ

わたしの名前は紅囃子(くればやし)。

いつからかオタクになっていた。
気がついたらBLを嗜んでいて、いつの間にか夢小説を書いていて、ふと気づいたら推しの服が出来ていて、推しの本も出来ていた。
腐女子であり、夢女であり、コスプレイヤーであり、たまに同人誌を作る。

そんな、どこにでもいる普通のオタクとして静かに過ごしている。

コミックマーケット、通称コミケ。
世界最大級の同人誌即売会。2023年冬で103回目の開催となるクソデカオタク集会だ。

紅囃子のコスプレイヤーとしてのデビュー戦は夏コミだった。
もう10年以上も前の話だ。コスプレイヤーとして活動していた同級生に色々教えてもらいながらとても楽しく参加することが出来た。

今思うと過酷すぎる灼熱の夏コミでどろどろになりながらコスプレデビューした思い出はずっと忘れないだろう。
いつものコミケと同じようにコスプレ参加の準備を進めていたところ、本記事掲載ブログの運営元であるコスメディアから、コミケにおけるコスプレ取材の機会に巡り合えた。

コスプレはお金もかかるし時間もかかるし大変だ。
でも、好きなものになりきって少しでも好きなものの理想に近づけるのはとても楽しい。
さらに、好きが共有できるオタクが集うコミケでするコスプレはもっと楽しい。

効果音だらけの夢小説しか書いて来なかったオタクだけど、これから書く情報がコミケにコスプレ参加するお前らへの「楽しい」の参考になれば幸いだ。

コスプレ参加ってさ

コミケの大半の出席者は、「一般参加」と「サークル参加」に区分される。
「一般参加」は単純に言えばイベントの来場者で、同人・企業グッズや同人誌を購入し、イベント全体を楽しむ勇者に該当する。
「サークル参加」は、同人誌や同人グッズなどを作成し頒布する狂気のオタク、或いは神だ。
そして、「コスプレ参加」は全身で好きを表現する行いだ。推しにもなれるし無機物にだってなれる。魔法使いだろう。

着替えまでの流れは

今回の取材において、紅囃子は取材班として特別にサークル入場と同じ時間帯で更衣室を使用させていただいた。
まずは更衣室までの流れを紹介する。

ビッグサイトの三角形の下、正面エントランスから7時30分過ぎに入場。
そこから東8ホールの更衣室までそのまま向かった。

運動不足鈍足オタクゆえに7時45分過ぎに女子更衣室待機列に到着する。
この時点で待機しているコスプレイヤーは40人前後くらいだった。
男性更衣室は女子更衣室の隣の列で待機している人数は10人ほど。
8時ぴったりに更衣室が開場。

C102、2023年夏コミから更衣室受付で500円を払えば誰でもコスプレができるようになった。
コスプレ登録においてチケットを買ったりする必要がないのでコスプレイヤーにとって本当にありがたいことだと思う。
受付の方は明るく挨拶をしてくれるので本当に気持ちがいい。
もうこの時点で楽しくコスプレができる予感がする。

更衣室の中の様子だが、コスプレイヤー2人が荷物をめちゃくちゃに広げても余裕があるほどの長机がずら〜っと用意してあり、更衣室スタッフさんたちが常駐しているのでコスプレイヤーをスムーズに案内してくれる。
昔は、ブルーシートに座って着替えていた覚えがあるのだが、それと比べると本当にこの長机と椅子に座って着替えられるシステムになったのは本当に助かる(エルフ目線)
この時間帯だとコスプレをするのはサークル主、もしくは売り子などだけなので、席にもまだ余裕があったと思う。
このあとの先行入場などで混むことだろう。

更衣室の中は食事禁止、撮影禁止だ。注意して着替えよう。
また、露出対策も欠かさずに。一般の方が見てギョッとしない着用を心がけよう。

出典:コスプレ&コスプレ撮影サポートページ


コスプレの着替え〜メイクに1時間半かかり、大体9時半前に更衣室を出ることがで出来た。

コスプレの姿

また、外にはメイク直しや荷物整理などに利用ができる簡易スペースがある。
これから待機列もまだまだ伸びるので荷物整理や軽い手直しなどはこのスペースを利用し、これからコスプレするオタクたちに協力しよう。

便利なクローク(今っぽい)

また、この時点でクロークに荷物を預けることが出来た。
クロークはキャリーや上着など預けることが可能で東8ホール、南1ホールに設置されている。
各種支払い(現金、Suica、各バーコード支払いなどの電子マネー)に対応している。
早い時間だったのもあり使用できたのはかなりありがたかった。
預ける物によって金額が異なるので確認しよう。

南1コスプレエリアとオタクたち

その後、取材パスを受け取り、南ホールへ移動した。
南ホールにはなんやかんやで10時40分ごろに到着。
更衣室先行入場チケットを持ったコスプレイヤーの更衣室はこちらの案内となっている。
ただ、更衣室先行入場で入ったコスプレイヤーについては、11:00まで南1~2ホール以外の場所へは移動ができないので、移動の待機列に並ぶコスプレイヤーや、南ホールで撮影を楽しむコスプレイヤーもこの時点でちらほらいた。
ただ、そもそも入場できているカメラマンが少ないので自撮りを楽しんでいたり待ち合わせをするコスプレイヤーが多かったように思う。

また、南ホールにはコミケ公式のパネルで撮影が出来たりプロップスが使用できる。

せっかくなのでパネルとプロップスを使って撮影をしてみた。

虚無と撮ってしまった。なんで?

いや、自撮りこれだけど盛れなかったからスタンプで隠すね。

会場のライトがなんか盛れないのでいつも困っているんだけど、自撮りスタンド(ライトついてるやつ)を使ってるコスプレイヤーがいて、あ、真似しよ。と思った。みんなも真似しよ。

東8外コスプレエリアとオタクたち

こうしてなんやかんやしていると移動ができる時間を過ぎていた。
なんだかんだゆっくり過ごしたので東8外コスプレエリアに11時30分ごろに到着した。

東8外コスプレエリアは東8更衣室から出てすぐのエリアになる。

オタクの行列がよく見える。続々と一般入場が進んでいるぞ。
お嬢様(一般人)のコスプレだからか、みんな手を振ってくれたりしてとても嬉しかった。
もう本物のお嬢様の気分(お嬢様ってコミケ来るの?)だけ味わえただけでもコスプレイヤー冥利につく気がする。

しかし、ここもまだまだこの時間でもコスプレイヤーもカメラマンもとても少なかった。
また改めて時間を置いて来ようと思う。

屋上展示場コスプレエリアとオタクたち

そして、12時30分ごろ屋上展示場コスプレエリアに到着。

めちゃめちゃオタク多い〜〜〜!!

屋上コスプレエリアは毎回混んでいるイメージだ。

会場が広いのに加え、明るく自然光が入るので紅囃子もここが好き。
めちゃくちゃ寒いし夏は暑いし逆光もエグいのでカメラマンもライティングが大変そうなのとコスプレイヤーは目が開けてられなくなる。紅囃子だけ??

また、キッチンカーが多数出店しているので休憩するのも個人的にかなりおすすめ。
おいしそうなものたくさんだけど、とにかく、コスプレの取材だ。

クレープを食べた。

こういう場で食べるのってなんでいつも以上に美味しく感じるんだろうね。
他にもケバブとかザンギとかローストビーフとかあって最高空間でした。

ん……?

なんかいつのまにか腹が満たされたような……
まあ取材を続けましょう。

この時間になるとカメラマンもこのエリアを目指して撮影に来るように感じる。

このエリアはいわゆる「コミケっぽい」写真が撮れるので撮影を楽しみたいコスプレイヤーにはぴったりだと思うが、移動も大変なくらいスペースが狭い上にカメラマンの撮影列がたくさん出来たりするので大混雑する。
混雑緩和のためにも他のエリアにもう少し行きやすくなるような魅力があればいいなと思った。

撮影していただいた写真

ちなみに、この屋上展示場は12時からの解放となるのでもしここでコスプレしたい場合は注意しよう。
また、次回開催時はまた条件が違う可能性もあるので要確認。

東8外コスプレエリアとオタクたち・再

しばらくして、11時30分ごろに訪れた際、あまりオタクがいなかった東8外コスプレエリアに戻る。

さっきと全然ちがう〜〜!!

時間は14時30分過ぎ。

話しかけてきてくれたオタクたちも、目当てのものを購入し終えた一般参加者や、10代〜20代前半のコミケ初参加者、スマホ撮影で記念に撮影したい希望の一般参加者が多かった。

また、時間が落ち着いてきたのと東ホールから近いのでアクセスしやすいのもあるようだ。
コスプレイヤーも交流メインでカメラマンもまったりとした時間を過ごしているので初心者も過ごしやすいエリアだなと感じた。

感想と参考写真記事

コミケ1日目の来場者数は14万人。前回の13万人を1万人も上回った。
そのうち、コスプレイヤーは男性:2,076人、女性:3,976人という結果でコスプレが当日登録できるのもあり、コミケット側としても想定以上の登録者数となったようだ。
ジャンルとしては「ブルーアーカイブ」「NIKKE」のコスプレが夏に比べても爆発的に多かったと感じる。
特に「ブルーアーカイブ」はサークル数でも1700を超え独立ジャンルになるなど、人気がすごすぎるなと思った。
コミケに来て同人誌を買う層とぴったりな作品だと思うし、武器を扱う作品だが武器がなくともわかりやすく可愛いキャラデザをしているので絵描きにとってもコスプレイヤーにとっても創作しやすく楽しみやすい作品だからだろう。

また、コミケには10年くらい参加しているが取材目線で会場を歩いてみると「ここが盛り上がっている」「ここは撮影がガチ/まったりとしている」などの雰囲気がよくわかった気がする。
基本的にはコスプレイヤーは午前中はサークル参加の設営や着替えでバタバタしているので、カメラマンは12時以降に撮影の準備を済ませておくのがおすすめだろう。
あと、交流メインで来ていたり、同人誌やグッズ目的でコスプレは二の次、いや!撮影にガチなんだ!など色んなコスプレの活動方針があると思うのでそれに合わせたエリア、入場方法で参加するとハッピーになれると思う。
(入場方法については、開催の度に変わる可能性があるのでここでコミケットの公式サイトにおいて参加の度に情報を追うことを推奨する)

近年のコミケ……コロナ渦での参加に比べて、コミケの参加方法も、参加者も発表するコスプレも多種多様になったと思う。
だけど一般参加もコスプレも当日登録ができるようになったりしていて難しくはなく、気楽に参加できるので聖地巡礼的な思い出作りもしやすくなったように感じた。

オタクやコスプレや同人誌が集うコミケは世界に誇れる素晴らしいお祭りイベントだ。
前までは参加に敷居の高さがあるように感じていたが、どんなスタイルのオタクも楽しめるようないい意味でカジュアルなイベントになってきたと感じた。

これを読んでいる、コミケでコスプレ参加してえ!みたいなオタクに少しでも参考になればハッピー!

逆にコスプレしまくってるコミケのプロたちはこれからも共に続けて盛り上げていこうね!

コスプレはいずれガンにも効く──。

ちなみに、コスプレイヤーの写真は別記事に別記者がたくさんまとめているので、どういう雰囲気で撮影できるか是非参考にしてね!

では次はコミケで。またね〜。

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投稿者プロフィール

紅囃子(くればやし)
紅囃子(くればやし)
書店にあった某飛翔系作品のBLアンソロジーを買ってしまい、それまでの人生の記憶を失くす。
その後、推し達の守護霊となるが、たまにコスプレや同人誌を作ったりして良き守護霊ライフを送っている。

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