こんにちは、五十嵐赤鬼です!
前回のコラムでは、自分がコスプレという文化に出会って沼に落ちていくまでのお話をしました。
今回はその続き。**コスプレ撮影を本格的に始めた“1年目”**の記録です!
今振り返っても、この年はとにかく刺激だらけの1年でした。
イベント参加、機材の進化、初めてのストロボ、屋内撮影の洗礼……。
とにかく「初体験ラッシュ」で、もう毎回が冒険の連続!
Contents
新たなる相棒「Nikon D5600」との出会い
2019年1月。
僕はついに**二代目の相棒「Nikon D5600」**を手に入れました!
今D5600って生産終了してるんですね…なんか時が経過したなぁ…って感じます…
最初の舞台は、今はなき「闘会議2019」。場所は幕張メッセ、開催時期は1月だったはず。
装備はというと——
D5600+18-55mm VRのキットレンズ一本!
いわゆる「裸単騎」状態(笑)
ストロボ?ディフューザー?
なにそれ美味しいの?ってレベルでした。持ってないし、知識もゼロ。もちろん使えない!
幕張メッセの屋内は“黄色い沼”
さて、幕張メッセのホール内での撮影……
経験者の方はご存じかと思いますが、照明が黄色い!暗い!そして難しい!
前回の夏コミは屋外だったから、日差しがあったおかげで光量は確保できたんですよね。
でも幕張の屋内はそうはいかない。
天井のライトは黄色くて、写真全体が黄色く染まる(笑)
被写体も背景もとにかく“黄色い”!
しかも明るさも足りないから、暗い+黄色い=地獄。

それでも当時は全部AUTOモードで撮っていたおかげか、夏コミの時よりは多少マシ……?という程度でしたが、それでも今見たら「これはちょっと渡せないな〜」っていう仕上がり。
でも、そんな中でも写真を使ってくれるレイヤーさんがいたんです。
そのうちの1枚は、X(旧Twitter)で100いいね越え!
今思えば、シャッターを切るだけで楽しかった、あの時期に、
自分の写真が反響をもらえたことは、小さな成功体験としてずっと残っています。
初ストロボ!……だけど撃沈?
闘会議の反省を経て、「さすがにこれはマズい」と思った僕は、Amazonでストロボを購入!
「今度はちゃんと光を当てるぞ!」と意気込んで向かった次のイベントは、2月開催の**「Wonder Festival 冬」**!
ですが……
実はあまり印象が残ってないんですよね……(笑)
参加した記録はあるし、行ったのは確かなんですが、
写真が1枚も残ってない!!(涙)
なぜかこのイベントだけクラウドに一枚もバックアップされてませんでした。
古い記憶を絞り出して思い出したのは
「野外だったからストロボ効果ほぼなかったな〜」という記憶のみ。
wonderfestivalの主要の撮影エリアは屋外なので晴れていればストロボの光なしでもある程度撮影ができます。

屋内撮影エリアは「いこいのモール」と「やすらぎのモール」の二つで他は全て屋外撮影エリアです。
2019年のwonderfestival冬で自分が撮った写真持っているコスプレイヤーさんよければ私に写真を送ってください〜(泣)
撮った写真の記憶もあんまり覚えてないので、せっかく買ったストロボはまったく活かせず終了したのだと思います(ほんとにこの時の記憶は曖昧です…苦笑)。
初めての“実戦投入”はAnimeJapan!
次なるイベントは3月開催の**「AnimeJapan 2019」**!
このイベント、めちゃくちゃ記憶に残ってます。
たぶん過去のAnimeJapanの中でも、この年の初参加が一番印象的。
理由はとにかく「広かった」から!
当時の外エリアはものすごく広くて、東7-8ホール外の駐車場エリア全体が解放されていたんです。
しかもレイヤーさんの人数がとにかく多い!

「こんなにコスプレイヤーさんっているの!?」って本気でびっくりしました。
このイベントでは、ついにストロボを“まともに”使ってみることに挑戦!
前回のワンフェスでは使い方すらわからなかったので、少しだけ勉強してマニュアル(M)モードで挑戦しました!(いや前回で使い方勉強しろよ苦笑)
でも……
やっぱりうまくいかない!(笑)
光量の調節がうまくいかず、被写体が真っ白!
ハイライト飛びまくりで「う〜ん、これは……(汗)」みたいな写真ばかり。
ストロボの光を直に当てているんだからそりゃそうだろと当時を振り返ると思います(苦笑)
初めての“ありがたいアドバイス”
眉間に皺(しわ)を寄せながら悪戦苦闘して撮影している私に、あるレイヤーさんの付き添いで来ていたカメラマンさんがひとこと。
「ストロボ使うなら、ディフューザーつけた方がいいよ。」
……えっ、ディフューザー!?
そんなアクセサリーがあるなんて、当時は知りませんでした。
もう、その日の帰りにはAmazonでディフューザーをポチっ!
これが、のちの“光の調整沼”への入口だったわけですが……それはまた別の話。
まとめ:失敗だらけでも、楽しかった
こうして2019年、コスプレ撮影本格化の1年目は、
裸単騎→初ストロボ→初マニュアル撮影と、まさに怒涛の初体験ラッシュ。
うまくいかないことばかりだったけど、
何より楽しかった。
何も知らない状態から、少しずつ機材を揃えて、知識を身につけて、次のイベントへ……。
今思えば、この1年が**撮影者・五十嵐の“土台”**を作ってくれた気がします。
さて、次回は「ニコニコ超会議2019」編!
またひとつ、忘れられない事件が起こります(フラグ)
それでは、次のコラムでお会いしましょう〜!
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