こんばんわー!五十嵐赤鬼です。
今日は3月11日。
15年前、東日本を中心に大きな地震と津波が発生し、多くの方が被害を受けました。
この日になると、どうしても「災害」という言葉を思い出します。
震災について軽々しく語るべきではないと思っていますが、それでも今日は、少しだけ「もしも」の話をしてみたいと思います。
というのも、コスプレイベントという空間は、災害という視点で見ると少し特殊な環境でもあるからです。
普段は楽しい非日常の空間。
好きな作品やキャラクターに囲まれて、多くの人が集まる特別な時間です。
でも、もしその最中に大きな地震や自然災害が起きたらどうなるのか。
今日はそんな「コスプレイベントと災害」について、少し考えてみたいと思います。
Contents
■ コスプレイベントは、実は避難が難しい環境
まず前提として、コスプレイベントという空間は、普通のイベントより少し特殊です。
数千人、時には数万人が同じ場所に集まる。
そしてその多くが、
大きな荷物を持っていたり
特殊な衣装を着ていたり
大型の造形物を持っていたりします。
つまり、言い方を少し変えると
機動力が低い状態の人が大量に集まっている空間
でもあるんです。
普段はそれがイベントの魅力でもあります。
でも、もし災害が起きた場合、この状況は少し難しい問題になります。
■ コスプレならではの避難の難しさ
例えば衣装。
ドレス系の衣装や鎧系のコスプレは、走ることがほとんどできません。
ヒールの高い靴を履いている人も多いです。
さらにウィッグ。
キャラクター再現のためにボリュームのあるウィッグを着けていると、視界がかなり狭くなることもあります。
そして武器造形。
大きな剣や槍、ライフル型の小道具などを持っている人もいます。
普段は写真映えする素晴らしいアイテムですが、避難という状況では逆に危険になることもあります。
人が密集している中で、大きな造形物を持ったまま移動するのは簡単ではありません。
■ 更衣室という空間
もう一つ気になるのが、更衣室です。
イベントのタイミングによっては、更衣室はかなり人が密集しています。
しかも、
・荷物が多い
・鏡が多い
・コンセントが多い
という環境。
さらに、着替え途中の人もいます。
もし大きな地震が起きた場合、かなり混乱が起きやすい場所でもあります。
■ カメラマン側の問題
これは撮影側にも言えることです。
コスプレイベントでは、
・ストロボ
・ライトスタンド
・三脚
・大型機材
などを使うこともあります。
地震が起きた場合、これらは転倒のリスクがあります。
普段は安全に設置していても、想定外の揺れには対応できない場合もあります。
■ では、どうすればいいのか
ここまで読むと、少し怖い話に聞こえるかもしれません。
でも大事なのは、「完璧な対策」を考えることではなく、
命を優先する意識
だと思います。
例えば
・武器造形はその場に置いてもいい
・荷物は置いてもいい
・ウィッグも外していい
衣装も、最悪の場合は壊れてもいい。
コスプレは大事ですが、命より大事なものではありません。
■ 非日常のイベントでも、現実の世界の中にある
コスプレイベントは、とても楽しい空間です。
キャラクターになりきって、
好きな作品の世界に入り込める。
普段とは違う、特別な時間です。
でも、イベントはあくまで現実の世界の中で開催されています。
非日常の空間であっても、現実のルールからは逃れられません。
だからこそ、ほんの少しだけでいいので、
「もしも」を考えておくこと。
それだけでも、きっと意味はあるのだと思います。
■ ほんの少しの備えが安心につながる
実は、多くのコスプレイベントでは、公式サイトや参加規約の中に、自然災害が起きた場合の避難経路や対応について触れられていることがあります。
普段はあまり意識することのない部分かもしれませんが、イベントに参加する前に、会場の避難経路や安全な場所を軽く確認しておくだけでも、いざという時の安心感は大きく変わります。
最悪の状況を想定しておくことは、不安になるためではなく、むしろ落ち着いて行動するための準備でもあります。
少しだけでも頭の片隅に置いておくことで、万が一のときに慌てず行動できる。
それもまた、イベントを安全に楽しむための大切な一つなのかもしれません。
■ 最後に
今日は3月11日。
改めて、災害で亡くなられた方々に哀悼の意を表します。
東日本大震災が発生した当時、私は小学5年生でした。
当時は茨城県の南東に住んでおり、幸いにも大きな被害を直接受けることはありませんでしたが、道路の液状化が起きていたり、津波で流されてきたコンテナが川に浮いている光景を目にしました。
当時の自分には、その景色がどこか現実のものとは思えず、
今振り返っても、あの時に見た光景は強く記憶に残っています。
もちろん、もうあのような災害が起きてほしくないと思っています。
ですが、日本という国に住んでいる以上、災害と隣り合わせであることもまた現実です。
だからこそ、これからもコスプレという文化を楽しく続けていくために、
ほんの少しだけ「安全」という視点も忘れずにいられたらいいなと思っています。
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